2023年9月10日にFP3級を受験し、無事に合格しました。
FP受験を決める前まで、ファイナンシャルプランナーのフの字も分からなかったわたし・・・。
30代になって、お金の知識は身につけていて困るものではないと思い、勉強を始めました。
しっかり準備をすれば確実に合格できる試験なので、今回はFP3級の勉強期間や勉強法についてシェアしたいと思います。
FP技能検定について
ファイナンシャルプランナーは資産形成、保険、税金、不動産などなど、お金にまつわる知識を持った専門家です。
別名”家計のホームドクター”と言われているみたいです。
結婚した時の保険の見直しや、身内が亡くなった時の遺産相続など、人生におけるイベントにお金はつきものですよね。
そんな個人のライフプランニングや資金計画のアドバイスに乗ってくれるのがファイナンシャルプランナーです。
FP技能検定はファイナンシャルプランナーとしての知識を問う国家試験になります。
試験形式や日程
FP技能検定は5月、9月、1月の年3回実施されます。
試験は学科試験と実技試験の2つに分かれており、実技試験は実施機関によって内容が異なります。
出題形式 | 〇×式30問+三択30問の合計60問 |
試験時間 | 120分 |
合格基準 | 36点/60点(正答率60%) |
金財 | FP協会 | |
出題形式 | 事例形式5題 | 三択20問 |
出題科目 | 下記どちらかを選択 ・個人資産相談業務 ・保険顧客資産相談業務 | 資産設計提案業務 |
試験時間 | 60分 | 60分 |
合格基準 | 30点/50点(正答率60%) | 60点/100点(正答率60%) |
ちなみにFP協会と金財で合格率に差があるのですが、特に難易度が異なるというわけではなく、受験者の意識の差みたいです。
※金財の受験者は会社で強制的に受けさせられる人もいるため、合格率が低くなっているようです。
FP3級で使用した参考書
FP3級を受験するにあたって、使用した参考書はこちらの1冊のみです。
滝澤ななみさんの’23-’24年版 みんなが欲しかった!FPの教科書3級。
口コミで評判がよかったので選びましたが、非常に分かりやすかったです。
図や表で細かく説明してくれているので、頭に入りやすく、全ページカラーでイラストもかわいらしいのが気に入りました。
FPの参考書は色々出ているので、本屋さんで中身を確認して、自分がいいと思ったものを選ぶのがモチベも上がると思います!
FP3級の勉強期間は?
FP3級の勉強は7月24日から始めました。受験日が9月10日だったので期間としては48日間、およそ1か月半ですね。
平均して毎日1時間くらいの勉強時間だったので、50時間くらいあれば十分知識は身に付きます。
FP3級に必要な勉強時間は50時間程度。
1か月半くらい前から準備を始めれば無理のないスケジュールで対策できます。
短期集中の方は2週間~1か月くらい前から勉強を始めても間に合いそうです。
FP3級のおすすめ勉強法
FP3級は過去問がインターネットで公開されているので、わたしは特に問題集は購入しませんでした。
過去問をやるなら過去問道場というWebサイトがおすすめです。
学科試験と実技試験どちらも揃っており、解説付きなので反復演習に役立ちます。
わたしは、FPの教科書を章ごとに読み込んでいき、1章分終わったら、過去問道場で問題を解いていく、というように進めていきました。
短期間に読み込み→演習を繰り返すことで、頭に入りやすい気がします。
過去問道場は出題分野も指定できるので、とても使いやすいですよ!
また、問題は記載されている文章の間違っている箇所に印をつけて、正しい値や文に修正するよう徹底しました。
まとめると、FP3級のわたし流の勉強法は以下の3ポイント。
・過去問演習は”過去問道場”を駆使する
・教科書→過去問演習をこまめに繰り返す
・問題を解くときはどこが違うのかを指摘できるようにする
合格だけが目的なら、過去問だけをひたすら解いていけばいいですが、お金の知識を身につけるというのが目的だったので、このポイントを意識して勉強していきました。
まとめ
以上がFP3級に合格したわたしの体験記でした。
お金は人生に必要な要素のひとつなので、勉強するのも楽しかったです。
3級は誰でも受かる、と言われていますが、やはりしっかり勉強しないと受からないなと思いました。
2級も受けてみたいんですが、実は今は簿記3級を勉強中なので、それが終わってからですかね・・・。
持っていて損はない知識だと思うので、FP3級を気になっている方にはぜひ受験をおすすめしたいです!
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