太平洋フェリー「いしかり」 特等和室に宿泊してみた話

旅行
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実は去年の年末、人生で初めての船旅をしてきたので、今回はその様子をレポート。

きっかけは旅系youtuberのフェリー旅動画。

フェリーって自分が思っているよりだいぶ楽しそうじゃないか?と思い、気が付いたら夫と2人分の乗船予約をしていました。

  • フェリーの中ってどうなっているのか気になる
  • フェリー旅をしてみたい
  • 太平洋フェリーのスペックを知りたい

こんな方はぜひ読んでみてください!

太平洋フェリーとは

太平洋フェリーは苫小牧-仙台-名古屋間を結ぶ長距離フェリーです。フェリーは「きそ」「いしかり」「きたかみ」の3船で定期運航しています。

3船の違いは大きくはありませんが、就航時期が異なり、「きたかみ」が1番新しい船のようです。

航路距離所要時間
苫小牧⇔仙台560km苫小牧行き:15時間20分
仙台行き:15時間
苫小牧⇔名古屋(仙台経由)1,330km苫小牧行き:40時間
仙台行き:39時間30分
仙台⇔名古屋770km21時間40分
航路概要

今回わたしは仙台から名古屋の航路で「いしかり」に乗りました!

客室について

ほわぽ
ほわぽ

フェリーって大部屋で雑魚寝するんじゃないの・・・?

よく知らないわたしはなんとなくフェリーに対してそんなイメージを持っていたんですが、そうではありません。

いしかりの客室は以下のレパートリーがあります。

客室定員部屋数
ロイヤルスイートルーム2~3名1室
スイートルーム2~3名1室
セミスイートルーム2~3名2室
特等客室(洋室)2~3名53室
特等客室(和室)2~3名
3~4名
6室
4室
1等客室(和洋室)3~4名24室
1等客室(洋室)2名48室
1等客室(和室)3~4名6室
1等客室(バリアフリー対応洋室)2名2室
S寝台1段ベッド
バリアフリー対応1段ベット
72台
28台
B寝台上下完全セパレート2段ベット124台
2等和室68名4部屋
客室一覧

わたしがイメージしていたのは、2等和室タイプですね。

実際はそれだけではなく、個室もしっかりと用意されています。

個室は1等客室までですが、個室の定員は2名からになるので、1人で利用したい場合は2人分の料金を支払う必要があります。

閑散期の場合は、1人分の料金で利用できるみたいです。

わたしが利用したのは2023年12月29日で、予約したのは11月上旬でしたが、すでに1等客室は満室でした。

空いていたのは特等客室の数室だったのですが、畳のほうがゆっくりできそうだと思ったので、和室タイプに。

ほわぽ
ほわぽ

ちなみに料金は2人で43,600円でした。

特等和室の内部は?

特等和室に入っての第一印象は、ここ本当に船の中?というほど、いい意味で普通のお部屋だと感じました。ホテルと遜色なく、綺麗なお部屋でした。

小ぶりのポットもあるのでお湯も沸かせ、ティーバッグも用意されています。

布団は3セット用意されていますが、通常の布団よりも幅が狭めなので、3枚敷いて夫と2人で使いました。

特等和室はバストイレ付きで、アメニティも完備されています。

ほわぽ
ほわぽ

アメニティは歯ブラシやフェイスタオル・バスタオル、ナイトウェアなどがありました。

和室はなんといっても、寝転びながら過ごせるので、お年寄りやお子さん連れにもぴったりかと思います。

館内設備について

フェリー内部は客室だけでなく、館内設備もばっちり充実しています。

エントランスホール

ほわぽ
ほわぽ

この階段はジャックがローズを待っていた階段では・・・?(※違う)

エントランスは5階から7階まで吹き抜けになっているんですが、この造りがラグジュアリー感を出しています。

フェリーではなく、豪華客船なんじゃ?と勘違いしてしまいそうです。

展望大浴場

なんと船の中に大浴場があります。窓から海を眺めながら入るお風呂なんて最高ですよね。

浴槽は2つあって、普通のお湯とジャグジータイプで分かれていました。

ほわぽ
ほわぽ

お風呂の水面が揺れているのが、ここは船の中なんだと感じました・・・。

入港前30分前までいつでも入れるのもめちゃくちゃありがたいです。

レストラン

レストランはバイキング形式で、モーニング、ランチ、ディナーで利用できます。

モーニングとランチは1,100円、ディナーは2,100円で券売機の食券を購入するだけです。今回わたしはお弁当を持ち込んでいたので利用しませんでしたが、かなりの人が利用していて、時間帯によっては行列もできていました。

ショップコーナー

ショップコーナーも充実していて、北海道、仙台、名古屋のお土産や、日用品まで置いてありました。

以下の時間が空いています。

  • 12:00~13:00
  • 17:00~18:00
  • 20:30~21:30
  • 08:30~10:00

開店時間がこま切れなので、空いているタイミングに必要なものを買うように時間を把握しておくことをおすすめします。

各地のお土産も揃ってます
日用品もレパートリー豊富

わたしは仙台-名古屋間でしか利用していませんが、北海道お土産のじゃがぽっくるや焼きそば弁当も買えました。お土産の買い忘れがあったとしても船で揃えられそうですね。

日用品も大方は揃っていますが、いしかりは酔い止めは置いていないので、要注意です。酔い止めが必要な人は事前に用意しておきましょう。

シアターラウンジ

シアターラウンジでは、夜にアーティストによるショーが開催されます。

昼間は映画が上映されており、船の中でも退屈しないように工夫が凝らされています。

ゲームコーナー&マッサージコーナー

ゲームコーナーもマッサージコーナーまで・・・。もうこの船にないものはないんじゃないか・・・?

もはや21時間では足りないのではと感じさせるほどです。

実際に乗船してみて

1度乗ってみたいな~と思っていたフェリーですが、かなり良かったです!

好きなものを食べ、好きな時に寝て移動できるのがなによりいいです。

今回のフェリー旅での1番の思い出は日の出だったかなと思います。

水平線から太陽が昇る瞬間を船上で見られたのは感動的でした!

  • 時間のある方
  • 普段とは違う旅をしてみたい方
  • 船に乗ってみたい方

こんな方にはぜひおすすめしたいです。いつもとは違う特別な旅できっと想い出にも残るでしょう。

まとめ

以上が太平洋フェリーのレポートでした。

正直フェリーがこんなに充実しているとは知らなかったです。

わたしが乗ったのは年末だったので、ファミリーも多く、子どもたちもとても楽しそうにしていました。

今回乗ったのは仙台-名古屋間でしたが、日本各地にいろいろなフェリーがあるので、またどれかに乗ってみるのもいいなぁと思っています。

ほわぽ
ほわぽ

いま気になっているのは大阪-別府間の”さんふらわぁ”です。

みなさんもぜひフェリー乗ってみてくださいね!

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