今まで31年間生きてきて、圧倒的に苦手な生き物がいます。
ちょうちょ。
蛾は嫌だけど、ちょうちょはいい。という謎の風潮がある世の中にわたしは異議を唱えたいです。
いや、ちょうちょ怖いだろ。
幼少期のトラウマ ちょうちょが苦手になった理由
昔はちょうちょに対して苦手意識など微塵もありませんでした。
むしろ、花畑を優雅に飛んでいるちょうちょを見て、きれいだなとすら感じていました。
それがある日を境に、世界が一変してしまうのです。
小学2年生の頃、友達と公園で”こおりおに”をしていたわたし。
鬼に捕まったわたしは、その場に固まり、仲間の救助を待っていました。
仲間が鬼に追いかけられているのを横目に眺めていると、視界に何やらひらめくものが映り込みました。
咄嗟に視線を移すと前方5メートル手前にモンシロチョウが羽ばたいています。
公園ではありふれた光景。わたしは気にすることなくぼんやりとちょうちょを眺めつづけました。
すると、ちょうちょが徐々にひらひらと自分に近づいてきます。
いやなんか近いな・・・と思った瞬間に、ちょうちょが顔面にぶつかりました。
ちょうちょの揚力をまともに受け、よろめくわたし。頭の中は真っ白。
事故の瞬間は驚きでいっぱいだったのが、じわじわと恐怖心が支配していき、気が付いたら叫んでいました。
「うわあああああああ」
わたしが叫んだことに気づき、こおりおにに参戦していた全メンバーがわたしに駆け寄ってきます。
「ちょうちょが顔にぶつかった!!!」
わたしがパニックで友達に告げると、心優しい友人たちはなだめる様に心配してくれました。
この日から、わたしはちょうちょを見かけると叫んで逃げ出す病にかかったのです。
ちょうちょの怖いところ
模様が怖い
ちょうちょって花びらみたいで綺麗、という人に出会ったことがあります。
正気か?
ワントーンカラーのちょうちょは100万歩譲ってまだいいとして、模様のあるちょうちょ、怖すぎませんか?アゲハ蝶とかもってのほか。
ちょうちょの模様は綺麗と全く思えず、不気味です。
動きが怖い
ちょうちょの不規則な羽ばたきが怖くて仕方ありません。
ぶつかったことでトラウマになったので、近づいてくると思うだけで身体中から汗が出てきてパニックになります。
歩道を歩いている時に、草むらでちょうちょが羽ばたいているのが見えて、逃げ出そうと車道に飛び出して車にひかれかけたことが何度かあります。本当にドライバーさんすみません。
小さいちょうちょよりも、大きいちょうちょのほうが、一振りでものすごい距離を詰めてくるので、恐怖度が高いです。
まわりから理解されない
友達と外にいるときに、ちょうちょが現れると途端に狼狽するわたしを見て、みんな不思議そうな顔をします。
「えっ、ちょうちょが苦手なの?蛾とは違うじゃん」
よく言われることですが、蛾とは違わないから。もうほぼ一緒だから。
というか蛾のほうが動かないのでちょうちょよりマシです。色味もビビッドで毒々しいちょうちょに比べて、蛾のほうが落ち着いているので、蛾のほうがいいです。
「蜂は怖いけど、ちょうちょは怖くないよ?」
これもよく言われます。でも、考えてみてください。蜂は駆除しても許される傾向にありますが、ちょうちょは駆除したらきっと非難の対象ですよね。
エンカウントしてもどうすることもできず、ただただ居なくなるのを待たないといけないので、本当に苦痛です。
大体、虫は苦手だけどちょうちょはいいという人の感覚が理解できないです。もはやそれは自分の軸ブレブレですよ。ダブルスタンダードですよ。
まとめ
ちょうちょ怖いです。
小さい時から今まで克服できずに生きてきました。
温かい季節になると、ちょうちょが現れるので怯えて暮らしています。
どうしても怖くてしょうがない・・・。
今回も記事を書くにあたって、ちょうちょの画像を探そうと思ったのですが、恐怖心に負けて断念しました。
同じようにちょうちょ怖いよという人がいたら、ぜひ教えてほしいです。
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